ドント・ブリーズ2 ~誰かを守る気持ちは狂気にも正義にもなりうる
ドント・ブリーズ2 ~誰かを守る気持ちは狂気にも正義にもなりうる
今日は『ドント・ブリーズ2』を観るために、久しぶりに映画館へ足を運びました。
"決して息をしてはいけない"この斬新なキャッチフレーズが一世を風靡した前作『ドント・ブリーズ』の続編です。前作で完全なるヴィランだった老人ですが、今作ではまさかのその老人サイドを中心に物語が進んでいきます。このスポットの当て方の流れは、ディズニー映画の『マレフィセント』や『クルエラ』に通ずるものを感じました。ホラー映画ではかなり珍しいですね。
あらすじは公式HPに"強盗団を惨殺した過去をもつ"とある通り、時系列も1の後で間違いないですね。ただし、本作では大きな屋敷や登場人物が多数出てくるので展開も真の関係性も全く読めません。ネタバレしない程度に劇中の台詞を紹介すると、老人がある少女に「息をしろ!」と叫びますがこれはタイトルと何か因果関係があるのかとラストまでモヤモヤしていました。
老人の大切な人に対する強い気持ちは伝わってきます。たとえその気持ちが狂気になっても、それを受け入れる覚悟の重要さを感じさせられる、そんな作品でした。
前作を観ていない方でも十分楽しむことができますが、グロシーンが2.5割増しになっているのでお子様と観に行く際には注意してください。笑